和式水洗便器を腰掛便器に取替改造

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目次


1.和式水洗便器を腰掛便器に取替改造

2.電源コンセントの増設

3.床の解体と配管の改造

4.:床の木材下地とCFシート仕上

5.腰壁のタイル補修仕上

6.便器取付・備品取付など仕上


1.和式水洗便器を腰掛便器に取替改造


和式水洗便器は足腰に負担が有り高齢者には使いづらいので

腰掛便器に取替改造の御要望での対処事例です。


中間に大小便器の間仕切り壁とドアが有りましたが、

すでに取り壊し解体撤去をした直後の途中から始まります。


トイレ改造01袖壁撤去.JPG

和式便器の上に天袋が付いていますが

壁や天井、窓はそのままで床付近だけ改造。


トイレ改造02袖壁撤去.JPG

腰壁のタイルは一部の割れや剥がれの張替え補修だけで

全体は残します。


床はモザイクタイルで古く痛みも有り

汚水管の改造が必要で床は壊します。


トイレ改造03袖壁撤去.JPG

2.電源コンセントの増設


洗浄便座取付予定の為にタイル腰壁には

電源コンセント埋込の穴あけをします。

トイレ改造04電源コンセント埋め込み前.JPG

足元が安定している時にゴミが出る事は

先にやっておくのが、やりやすく後が早いからです。


配線は近場に有る既存コンセントから分岐して

配線を延長して床下や壁の裏側などから導きますが

壁の中身は土壁なのでコンクリートブロックなどとは違い

配線の貫通穴は容易にあけられます。


トイレ改造05電源コンセント埋め込み穴開け.JPG

3.床の解体と配管の改造


大小の便器や床のモザイクタイルとモルタル下地も解体撤去ですが

この工程が一番、ホコリやゴミが発生しますが下地が

木製なので剥がれやすくコンクリート下地の埋込とは

異なり解体は、かなり容易です。


トイレ改造06床タイル、モルタル下地の撤去後.JPG

床下地板も剥がし根太や根太掛けなど

床組み構造は信頼できるので一部の補強だけで

汚水管や給水管の移変は特に問題も無く

スムーズに完了しました。


トイレ改造07給水、汚水の配管改造の完了後.JPG

4.床の木材下地とCFシート仕上


根太は古い物に重ね乗せで新規の床高さに

丁度、良くなります。


トイレ改造08床根太取付後コンパネ張り前.JPG

床下地の合板も張り終えて足元は落ち着いてきました。


トイレ改造09床根太取付後コンパネ張り後と仮設便器撤去.JPG

床仕上げにはCFシート張りですが

タイルの補修が床より後になり工程が前後しますが

後廻しの方が、やり易い事が有ります。


トイレ改造10床CFシート張り.JPG

5.腰壁のタイル補修仕上


タイルの部分的な補修で目地の隙間調整は

CFシートの厚みがベストなので挟んで仮り止め接着。


目地仕上げはセメント系と白色のシーリング系と何れかで選択し

床との際はセメント系の目地では剥がれやすいので

シーリング仕上げです。


トイレ改造13タイル張り補修後のシーリング.JPG

6.便器取付・備品取付など仕上


解体撤去して配管改造と床やタイルの補修などがスムーズに行けば

1日目は便器の据付で当日使用は可能。


タイルの接着後は時間待ち養生などが必要で、ダメ仕舞いは

翌日に残してトイレ臨時使用まで進めました。


トイレ改造11便器取付け後.JPG

出入り口は既存、床との取り合わせはステンレスの

への字押えバーを取り付け。


トイレ改造12タイル張り補修とステン押さえ取付後.JPG

翌日は袖壁の撤去跡で柱キズか有った面には

薄い付け柱を接着貼りして既存色に着色仕上げで

高齢者様の為に手摺も取り付けて完了。


トイレ改造14付け柱・窓棚・手摺の取付後.JPG

タオル掛けなどは古い物がまだ使えそうで好みらしく、

そのまま利用して欲しいとの事で再利用となり

この辺りは人それぞれで

御客様によって部分的に価値観は異なるので

合わす必要があります。


新旧交換の是非は、まず御客様への確認が必要で

その上で耐久性の限界や納まりなど諸条件で不利な場合は

参考の為に助言し、その上で再利用か?

新たな物に取替が妥当か?判断をして頂きます。


しかし、相手によっては、そんな事は、

いちいち素人に聞かなくてもプロで判断して欲しいと

思われる方も稀に居られますが捨てても良さそうな物でも

特別な想い入れが有る場合も時には伺えますので

・・念のために聞いて確認が無難です。


トイレ改造15付け柱・窓棚・手摺の取付後.JPG

なんとか無事に予定通りに完了して

御客様は大変喜ばれましたので、そのような

うまく行った結果を味わうたびに

多能工・職に関わる満足感と遣り甲斐は持続します。