トイレの本格下水処理に、まだ、なり切っていない場合でも
汲取り便槽の条件次第では簡易水洗トイレが有効です。簡易水洗トイレの種別は昔から泡の薬液使用で御馴染みのネポンや
強制フラッパー開閉式のイナックスなど各種タイプが存在しますが 近年モノでダイワ化成のクリーンフラッシュを使用した 場合の取付事例です。下図は便器本体の裏側で排便管と接続する便器内部で
側は陶器ですが薄いので衝撃の割れ破損は特に取り扱いに注意です。
下図は後方の裏側付近の便器本体ですが
フラッパーの開閉機能でリンク部品は金属が曲がらないように 気を付けますが割りピンなど小さな部品は落とすとアウトです。もし紛失の代用はステン針金でも可能ですが、接続が見えない後方なので
便器据付後のロータンク接続時は、とても作業が困難となります。
組んだまま据え付ければ問題無いですが狭いトイレでは
後組み付けが容易です・・が割りピン入れには多少の要領が必要で もし面倒くさくてリンクが差し込まれ動くからピン挿しをパスすると 後からリンク部品が外れてトラブルは必至となりますので手抜きは厳禁。本製品は販売価格が約¥6万程度の普及価格で機能的にも良い方かと
思いますが耐久性は未確認ですが現在の5年以上経過も問題なしで イナックスなどは割高ですが何処もメーカーなりに一長一短は有ります。まず取付に関してタイル床面に取付部品の固定には
普通の樹脂プラグを入れ込みビス止めです。
最初から取説など書面や現物部品など位置が分かる場合は床タイルの
仕上に配慮しておき硬い磁器質に後から穴あけは困難気味なので 便器で隠れる範囲はモルタル仕上にしておくのが 硬い磁器タイルへの穴あけよりはモルタル仕上への アンカープラグ部品の穴あけ取付は容易となります。モルタル面よりタイル面の方が表面強度は有りますが
便器の重さも有り各種配管の接続抵抗も有り固定の心配なし。排便管の仮ふさぎの養生テープを慎重に剥がし
接続部品を仮当てしてからビス位置を印しますが くれぐれも排便管の中に携帯や工具を落下させないようには 当たり前ですが注意が必要。
排便管の位置は便槽を埋込する時からメーカー別の
納まりを把握し適正な位置で先行配管して スンナリと便器位置が納まる計画が最初から必要となります。コンクリート専用のキリで穴あけの開始。
やはり4㎜程度の細穴をコンクリートキリで一ヶ所あけてから
再度、仮挿し込みして他の二本のビス位置を決定します。一発で三ケ所同時に記して穴あけしても偶然合う時は有りますが
何度か実施するど僅かビス穴の半分程度がズレただけでも手直しとなり 余計な時間ロスとなりますので慎重にリスク回避の手順を選ぶのが賢明。仮挿しで穴位置がオーケーなら本差し込みとなりますが
防虫、防水目的で塩ビ糊では無く伸縮性が有り 付着力の有るシリコンコーキング(できれば防カビ)を 差込み側の方に塗れば剥がれ落ちが防げますので有効です。
ここまでは、すでに便槽や導入管、排便管の納まりが
適正で有るとの前提を基にした後続の施工手順例となります。それ以前に便槽を埋め込む工程時には地下水や
地盤が大雨などで冠水、水没した時に便槽内に水が溜まるのは そもそも最初の判断ミス、失敗策となり後の手直しや 無理やり使用しても余計な水量増しなどで維持管理が困難となります。便槽と排便管など各所の継手も地中内で隠れるからと
防水効果が曖昧な仮挿しのままでは漏水して便槽の中や外へ洩れても 余計な汲取り料金の支払いや衛生面でも大変な大失敗となります。次は本体の組み付けなどの中盤作業に入り手順に続きますが
下図は便器本体と排便管が接続する大切な部分で 丁寧に作業する必要が有ります。
ビス止めした床タイルの上に固定したフランジ部品ですが
この辺りの施工は現実的には、すでに便槽内に 汚物が有る程度溜まっている状態に施工する事が多くなります。よって臭気対策など別な配慮も必要で
工具を排便管の中に落とすなどは厳禁!(^_^;)タイル床との樹脂の周りには防水コーキングは
見落としなく、しておくのが賢明です。
便器本体の据付後にロータンクを接続してから
リンク金物の棒を差込みしてから外れ止めの割りピンを 入れて抜け防止となります。
フラッパーの開閉機能でリンク部品の金属棒の先端
これが簡単そうですが狭い場所なら作業者の頭が奥に入らず 現物を見ながら差込み位置を確認する事が困難となります。この辺りは設計図に納まりの絵は書けますが
作業は出来にい机上の想定と現場実働では現実的なギャップが有ります。そんな時は便器を据え付ける前にロータンクも先に組み立てて
リンク金物も差込みして割りピンも取り付けて全体を フランジ金物に入れ込めば良いのですが倒壊破損の危険となります。ヘタするとロータンクの便器本体の接続部が動かし方次第では
簡単に破損する大失敗も有り得ます。後付け組でも気を付けて、割りピンの入る穴の角度や位置を前もって
確かめておけば後は手探りでも可能です。この辺りは皮膚感覚で指の表面に目が付いている感じで
僅かな穴を感覚で察知し位置を捕らえますので 人間の五感は、とても素晴らしい機能だと改めて感じます。(笑)そしてロータンク取付後に手洗い給水管の接続となりますが
これも最初から仮り組みして納まりを確認して置く必要が有ります。
接続ナットも軽く仮締めして締め付けトルクの限界や外れ止めの
差込みバンド金物の上下位置は勘違いしやすいので確かめが必要。そして最後に手洗い蛇口の先端キャップが簡単に外れ
落ちてしまいますのでシリコンコーキングで接着も必要。
接着しておかなければ何れは落ちてロータンク内部に入り込み
止水用のフロートに挟まれば水が止まらなくなります。取説など書面は一回だけ見ても把握しにくいモノで
だからと言って続けて何回読んでも理解できる訳でもなく コツは有る程度時間を置いてから時々読み直すのが スンナリと理解できる事が多いかと思います。良くあるパターンとしては経験者に限って
知ったかぶりをして取説の肝心なところを 見逃して失敗や手直しとなりがちで、これは自他ともに体験済み。
便器本体とロータンク廻りの組立が終えたら
止水栓と給水ホースの接続となりますが同時に オーバーフローの排水ホースの接続も必要。これは簡易水洗の特長であり余分な排水は
便槽の中には絶対に入れないのが鉄則となります。簡易水洗の本体を組み立て完了となり後は便座の取り付けとなります。

繰り返しで、ここまでは、すでに便槽や導入管、排便管の納まりが
適正での前提を基にした後続の施工手順例となります。それ以前に便槽を埋め込む時に地下水や
地盤が大雨などで冠水、水没した時に便槽内に水が溜まるのは そもそも失敗策となり後で手直しや維持管理が困難となります。便槽と排便管など各所の継手などの納まりは別の意味で
とても重要な基本ノウハウが必要で別の機会に触れますが 参考の為に埋設途中の画像を一部アップして置きます。
そして使用後に便槽の容量不足で直ぐに満杯になる場合は
防水不良での余計な水量の侵入によるオーバーフローなのか?
または、そもそも使用人数の算定ミスによる元々から既存便槽の
容量が足らなければ改めて追加で便槽を設置しバイパス配管で
繋ぎ既存との連携使用などの対策も埋め込みスペース次第では可能です。次は洗浄便座の組み付けなど仕上げ作業に入りますが
ワケ有って中古品の修理試しを兼ねて耐久性の 追跡調査を含んだ内容に続きます。ここまでは簡易水洗、本体の取り付けでしたが便座の取付は
事業所ないで使用の為に中古品の再利用で修理試しと 経過観察の目的で仮設取付の事例です。
僅かに水漏れが始まった物で
3~4日でコップ半分程度の濾水状態です。
気になる程度にタイル床に水溜りが出来ますが
洗浄機能的には問題は無いので給水ホースの 接続付近やフィルターのオーリングなどが 劣化しての水漏れならばパッキン交換で 解決するはずですが、まったく不明なので 修理不可能を前提で試しに調べてみました。
年式は2006~2008年頃に販売された
TOTO製品ですが、この当時でも寿命年月は過ぎています。
外カバーを外してみますと、中は基盤でビッシリと
電子部品など緻密な組み合わせで 素晴らしい電子部品の商品構成となっています。
まさに最先端技術の結集と言えます。
以前から、この水漏れの原因が簡単に分かるのか?興味も有り
勉強の為に分解を続けましたが・・限界となりました。
配線のコネコター外しまでは、追跡してみましたが
その先は困難で無理と判断し中断。
とりあえず組み戻しで多少の水漏れは容器で受けて
後は、どの程度まで持つか?使用を続けながら検証しましが・・ それが意外と、その後、漏れはほとんどなく使用が続いています。(^_^;)今回は普及品タイプの簡易水洗例でしたが過去から存在する
イナックスのトイレーナー本体例を参考に掲げておきます。
冒頭には普及タイプの取り付け例をアップしましたが
旧来から有った、このイナックス製品の機能的な良い所を マネて改良し不要な部分はローコストで省いたのが 現在の普及品タイプと言えます。このイナックスのタイプは現在でもかなり存在しているはずですし
長年の使用ではフラッパーと便器の排出口に汚物が付着し積み重ねで 止水不良で異臭が室内に充満する状況が有りますのでその 場合は比較的かんたんな掻き落とし落し除去対策のメンテナンス次第で 再び復旧が可能な場合は多いので存続はされていると思います。