浴室の入り口の下の方は水捌けが悪く特に木製敷居は
腐食しやすいです。痛みが酷くても水腐れの状態でしたら、まだマシですが
放置し過ぎると白蟻の被害に発展しますので 早めの対策が無難でしょう。
取り合えず腐食部分は掻き取り細かい腐れ屑も
掃除機などで吸い取り除去しドライヤーなどで強制換気するか、 日数がかかっても良ければ自然乾燥させます。
浴室の洗い場との間は古い腐れ残りの木材は残さず掻き取り、
タイル下地のベタ基礎コンクリートやモルタルが見えたら 浴室側はオッケー。
脱衣場の木材シキイは1/3程度の残りなので一部でも残れば温存し
モルタル止めの型枠利用にします。柱の根元や土台の腐れは作業がやりにくいですが曲がった工具などで
念入りに腐食部分は掻き取ります。↓
白蟻防除スプレーなどで防腐処理をしてからモルタル詰込みをしますが
浴室洗い場の接触面や土台が腐食し基礎コンクリートが見えていたら モルタルやコンクリート下地には十分な水打ちをします。
つい先ほどまでは湿気を強制換気させたのに、いきなり水湿しは
矛盾のようですが強制乾燥するのは薬液を浸透させる為だけが目的で モルタル詰込み時は基礎コンクリート系などは特に 水湿しが鉄則となります。その後に程良い練り加減のモルタルを詰込みますが
特に柱の根元はダレ下がりしにくい硬めのモルタルで 空洞部分に下から上えと逆向きに先に詰込みます。↓
詰込みが終われば2~3日放置してからステンレスの
曲げ加工した物を接着張りで取付。↓
これで、とても良くなりましたので御客様は大変、喜ばれました。
余談ですが・・
モルタル作業用は柔らかさで垂れ下がるのと落ち着いてくれる 微妙な時間差の変化が有ります。この辺りは文章や画像では説明しにくい体感的な実体験が必要で
見たり聞いたりだけでは捉え切れない、動作が必要な五感で得られる、 とてもアナログ的な感触です。ノミ・カンナ・ノコギリ・キリなどの切れ味と同じで
別な例えでは自転車に初めて上手く乗れた時の感覚なども、 似たような感覚体感と言えます。モルタルの取り扱い以外に他の専門分野には色々な地味な作業や
面倒な内容がたくさん有りますが なぜ、多能工・職として、色々な部分に手を出し関り魅力を感じ、 ハマってしまうのか?・・は 各種の商品、材料その物の取り扱いや途中で変化する様は・・ モノ言わぬ材料や道具に使い手が試されている結果となります。その経過で基本ノウハウの対処ができなければ結果的には
用具や材料に制圧され、抑圧されます。「貴方では私(用具・素材)を取り扱いは出来ないので今の知識や技量ではムリッ!」
と、まるで他人相手のように拒否され言うことを聞いてくれないのです。ヘタすると用具や材料でも反発して抵抗し逆に向かってきて人が襲われ
大ケガはもちろん重大な労災事故や失敗では手直しでムダな労力や 取替、弁償、罰金値引き、など色々な損失、実害を負わせ知ら示められます。まるで色々な人格を持った人間を相手にしているのと同じで
言葉を発しないだけの違いかも?知れません。※本題に戻ります。
浴室の出入り口の腐食は床タイルと出入り口サッシの納まりでの水の切れや
下地作りの段階で防水対策の如何によって腐食度合いが異なります。賃貸コーポーのメンテナンスで浴室入口下枠の補修です。
古いユニットバスの入口で幅広の木枠で何度塗装しても
湿気を被る部分なので普通の塗装では長持ちせずに 耐水性の強い塗装にしても下地の木が脆くなっているので 硬い塗膜は薄い氷のようにパリバリになり割れ安く剥がれます。木材下枠の生地が腐食しかけているので塗装だけでは無理なので
ステンレスを被せて改良します。この程度でしたら市販の厚さ0.3㎜×900×450程度の素材を
手曲げ加工で十分可能。 折り曲げは真っ直ぐで角が安定している当て木で挟み押さえ 歪まないような曲げ加工をします。
もちろん要領や手順などが必要ですが未経験でも不可能では有りません。
多少の腕力など力加減は必要ですが何度が試すと自ずと体感出来ます。シリコンなどで接着可能ですので両面テープの仮押さえでも大丈夫で
どうしても浮き上がる場合は最低限で一部化粧のステンレス釘打ちでも 良いですが歪みむので見た目が悪くなりますので接着して突っ張りや 重し置きなどで仮止めが無難です。
これで、かなり長持ちしますが
滑りやすいので小さな子供さんなどは直接上に上がると 危険ですから心配の場合は滑り止めのラバーなどを表面に 両面テープなどで接着するのが安全です。
0.3㎜のステンレスなので幅広の表面は、このように歪が出ますが
気になる場合は0.35~0.4㎜の厚みにすれば、もっと綺麗ですが 手曲げは困難となり 機械曲げか?板金屋さんに外注?するのが無難となります。予算次第では、このようなテカテカの艶出しよりも艶無しの
ヘアーラインも綺麗でしょう。以上で簡単ですが終わりです。
機会が有ればトライしてみて下さい。